おもちゃとジェンダー
2009年 11月 22日
経験上、ツワリがくると食べ物がほとんど受け付けなくなるので
とにかくあの悪魔がくる前に食べ物をおいしく食べよう!と思っていたら
食べ過ぎて体重が2キロプラスになってしまいました…。
…そろそろくるはずなんだが。
さて、
今年はもう娘も「サンタさん」という社会的に構築された人物に憧れる年になり
いろいろと何をお願いしようかと考えていたらしいのですが、
今日おもちゃ屋に連れていって、飛んでいったのはやはりコレでした。
コレといえば、果てしなくある家具、果てしなくいるファミリー、
果てしなくある洋服、集めても集めても子供が欲しがるモノが尽きない、
親にとっては恐怖の家なわけですが
大人が見ても楽しい趣味の良さにはやはり感銘を受けるところがあり
やっぱそろそろアンパンマンは卒業して欲し~かな~と思っていた私としては
本人の希望を聞いて、嬉しいような、怖いような(笑
本人の希望はこちら。(↓)
トイザラスの限定品ギフトパックだったので、娘に見えないように夫が購入。
クリスマスのラッピングをして、祖父母の家に隠してあります。
シルバニアというと女の子の遊ぶモノ、というイメージがありますが、
最近はどこの売り場でも男の子が普通にみんな遊んでいるんですよね。
私たちの時代には、「男は機関車とレゴだっ。シルバニアなんかで遊ぶな!」
みたいな目に見える圧迫がかかっていて、シルバニアで遊ぶ小学生なんて
全く見ませんでしたが、最近はどんどん、そのへんの詰まらない社会的圧迫が
なくなっていってるようですね。
下の子がもしも男の子でも、
娘と一緒にシルバニアを遊べる時代になったのかなあと
思うと、嬉しく思いました。
実はジェンダー、トランスジェンダーという話題で私と夫が大ファンなのが
志村貴子さんという漫画家です。
志村さんはジェンダー・トランスジェンダーに悩む思春期の男女たちを
それはそれは繊細な視点で、非常にリアルに描いていらっしゃる。
それはもう、ジェンダー・トランスジェンダーを超えて、思春期のあの
やるせない気持ちを思い出して、30超えた私も夫も涙が出てしまう。
最近深夜番組でアニメ化されたことで評判になりました。「青い花」
女子校で、女の子同士が恋をする、、
そんな光景が本当に美しく、切なく描かれています。
別にこれって特別なことじゃないんですよ。私も中高六年間女子校だったので
「女の子が女の子を好きって当たり前じゃん?」ぐらいの感じでした。
今思うと、私にとってアノ頃が一番幸せだったのかもしれない。
いやほんと(笑
鎌倉のカトリック系お嬢様学校という設定が、また当時を思い出して
かなり泣けました。
なんでシルバニアファミリーからここまで話が飛ぶのかよく分かりませんが。
すみません。でも、私は実は本当に、「男の子になりたい女の子」でした。
だから、大学に入ってからが本当に辛かった。ま、そのあたりはおいおい。
by la-paz-paz-paz
| 2009-11-22 15:14
| 子育ち