年中遠足
2011年 05月 17日
今週一週間の天気予報のなかで、唯一「雨」だった本日!!
年中さんの遠足がありました(笑
パパの喉風邪をうつされ、昨日から絶不調だった娘。
昨日のお迎えのときに声がガラガラだったので、「どうしたの??」と聞くと
「喉が痛いよ~」と。ピンときて、そのまま小児科に直行。
お医者さまが「熱出るかもしれないなあ~。解熱剤出しておきますね。」
とおっしゃったときには、絶望的な気分に。
朝になっても娘の声はガラガラのままだったけど
何日も前から遠足を楽しみにしていたのに、、、熱はないから、
午前中だけでも…と連れ出す。
万が一具合が悪くなって帰るときのことを考えて
車を駅前の駐車場に停めていく。
午前中はそこそこ楽しむことができ、
恐怖のお弁当タイム。
今思うと、そこまで気張らなくても、今回は一緒に食べられそうな
ママ仲間がいたのに、ここで私は大失敗をしてしまった。
娘に「誰か一緒に食べたい子に声かけてきていいよ」と言ってしまったのだ。
娘が声をかけたクラスで一番仲良しの男の子。
その子のママさんに、「すみません、一緒に食べたいって言うんで、いいですか?」と
声をかけた。(前日から練っていた作戦だったんだけど)
結果、一緒に食べることになったのだが
共通の話題が本当にないのだ。そりゃそうだ、相手のバックグラウンドが
全く分からない。子供たち同士が仲良しだったというだけだもの。
しかも、こういうときに子供の性別の違いというのは大きい。
子供に関しても、共通の話題があまりないのだ。そこが生命線なのに!
結局、ほとんど会話がなく、お弁当タイム終了。
お弁当の時間が終わって、向こうがホッとしているのが伝わってきて
ますますグンニョリしてしまった。
隣の輪では、延長保育組の面識あるママさんたちがグループになっていて
「なんでかえちゃんは向こうで食べているんだろ?」という感じだった。
やっぱり幼稚園の間は子供の自主性を重んじる云々よりも
母親主導の人間関係を築くほうが良いんだなと。
結局、気まずいお弁当タイム終了後は、
保育園時代の仲間たちと集まり、子供らを遊ばせ、
途中で雨に降られたので12人(親6人+子6人)でお茶してマッタリ雨宿り。
雷が出てきたので、そのうち私含めた6人(親3人+子3人)は先に失礼し
全員一緒に下の子を保育園へ迎えに。(下の子の保育園も全員同じとこ)
6人一緒に保育園で下の子たちをピックアップしたが、
保育園帰りの子供たちは疲れていてそれはそれは機嫌が悪い。
(うちもスゴイです)
折悪しくも土砂降り。
土砂降りのなか、エビゾリになって泣き喚く保育園児たち。
駅前の駐車場に車を置いてきたのが功を奏した。
土砂降りのなかでエビゾリの子供と格闘している仲間を
車で送ってあげられた。ものすごく感謝された。
幼稚園の付き合いは疲れることも多いけれど
保育園時代からのママ仲間たちには、結構救われている気がする。
このグループの良いところは、相手を「◎◎ちゃんママ」と呼ばない。
全員、名字で呼びあっている。
私は「◎◎ちゃんママ」という呼び方、大嫌いなのだ。
横行してるから、自分も使わざるを得ないけれど。
自分の人格が、「ママ」というアイデンティティ以外は剥奪されて
子供の付属物になったような感覚を覚える。
遠足から帰り、クタクタの体で夕飯の準備をしていたら
「仕事は今週はあと三日!みんな頑張ろう!」というメールが
ママ仲間全員に入った。
遠足という一大行事が終わっても、延長保育組のママにも子供にも
体を休める時間はない。むしろ、休んだぶんの仕事を取り返すべく
明日からもっともっと頑張らなければならない。
土砂降りのなかで機嫌の悪い下の子を迎える苦労。
疲れた子供たちをいなしながら、夕食の準備と風呂の準備をする日々。
愚痴など言い合わなくても
仕事と育児の両立の陰に存在する膨大なコンテクストを
保育園時代からの仲間はお互い分かっているのだ。
そして、助け合い、励ましあうのだ。
保育園時代からの仲間たちと共にいるとき感じていた「絆」は
この膨大なコンテクストを共有していることから生まれたものだったのだ。
日々の生活に疲れていた毎日。
でもちょっと、仕事をしていて良かった、と思えた。
私がこういうこと言うのって珍しいんだけど
仲間って大切なんだと。
私にも戦友がちゃんといたんだなと思って
ちょっと嬉しくなった。
by la-paz-paz-paz
| 2011-05-17 20:26
| 子育ち